2011年 07月 23日
Maison-Arche rejetée sur les arbres_6
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7月21日(木)、設営初日。
博士課程の演習のあと、午後5時前、画廊につく。

搬入して判明した問題2点。
・フラットな床を想定して曲がり木の鉛直自立を図っていたが、画廊の床が怖れていたとおり、かなり波打っている。
・立面図になかった蛍光灯が天井に通っているので、壁がつかえて立たない。

幸いだったのは、御守り工房のふたり、富田果絵さんと瀧本亜沙美さんが手伝いに来てくれたこと。
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手伝いがいると、おどろくほど仕事がはやい。
波打つ床になんどもとまどいながら、なんとか柱と床の枠組みをたちあげる。
Voiceの松尾恵さんが午後9時まで作業させてくれた。


e0204542_1140323.jpg7月22日(金)、設営2日目。

午後3時に画廊に到着。
ひとりで柱と筋交いの調整。
夕方、来てくれた御守り工房のふたりが壁の内装の作業にとりかかる。

床の上にあがってもらって感じを確認してもらう。
たかだか245cm上空だが、空間の上と下で見える世界はまったくちがう。

このことは、今回の作品でもっとも重視したことのひとつ。
洪水を逃れるため、屋根のうえに上って難を逃れた人たちの見た世界を想起すること。
とはいえ、画廊のなかでは上に広がるのは天ではなく、天井。



7月23日(土)、設営3日目。展覧会は今日からはじまる。
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昼過ぎに画廊につくと、すでに御守り工房の二人が壁の内装をはじめてくれていた。


e0204542_1275287.jpg壁から蛍光灯のバーにあたる部分を切り落として(端から600mm、120x140mm)、とりつける。

たまたま展覧会を見にきた大阪成蹊大学の二瓶晃さんに手伝ってもらう。

壁がたちあがると、空間の感覚ががらりと変わる。
美術系大学ではこういう経験をする機会はあまりないだろう。


e0204542_129434.jpg展覧会参加者の松井利夫さん(京都造形芸術大学)の学生らが上がりたいというので上ってもらう。

階段をつけてないので、上り方がわからない人が多い。

芸大で「みちをみつける」という課題を出しているが、ちょうど自分で作品をつくりながら実践していることになる。
子供じみているかなと思ったが、"Younger than yesterday"という展覧会タイトルへの対応になるとも思う。
古橋悌二が言った意味とはちがうかもしれないが。


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構造と壁ができたので、内装作業開始。

洪水で流されたサヴォア邸は、無事、鴨長明の方丈の庵と融合して、御守り工房になるか・・・
それにしても、美術系の人間の大半はサヴォア邸を知らないようだ。

続きは来週火曜(7/26)。
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by peuleu3 | 2011-07-23 23:50 | art


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