2011年 08月 19日
maison natale comme fantôme
8月19日(金)、お盆の週なので、大阪に帰省。
といっても、もう実家は地主に売却処分したから権利上は存在しない。
だれもいなくなった元実家がどうなっているか、知りたくて、東住吉区中野4丁目に足を運んだ。
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生まれ育った長屋は、かろうじて残っていた。
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両隣はまだ住んでいる。
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向かいの古い文化住宅はなくなっていた。亡父がお世話になった食堂のおじさんはどこに行ったのか。
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溝蓋がはずされている。
人が住まなくなった家の溝蓋ははずすのだろうか。
溝がこの世とあの世をへだてる河のように見える。

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呼び鈴を押した。
無人の家の中で、チャイムの音が鳴り響いた。
とたんに、自分が扉の向こう側にいるような気がした。
死がそっと自分の傍らに腰をかけた。

今年のお盆を締めくくるにふさわしい音だった。
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by peuleu3 | 2011-08-19 23:10 | note


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