2011年 09月 02日
Burkina Faso_06: Bobo-Diulasso_Grande Mosquee
9月2日(金)、Bobo2日目。
この日は、朝に大モスク Grande Mosquee、午後に旧市街地のリサーチを行う。
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Boboの大モスクは、ジェンネの世界最大の泥の大モスクと同じ「スーダン様式」。
建てられたのは1880年という。
ボボのイスラム教徒は総人口の約30%。これはブルキナ全体でも同じ割合。

e0204542_250292.jpgスーダン様式の特色は、材料が土(日干しレンガ)で、泥や漆喰で表面を仕上げること、四方の壁に突起が並び立ち、ミナレットと壁に木の梁が無数に突き出る特異なかたち。
ドームと列柱というモスクお決まりのイメージを打ち壊すこの特異な土着様式が大好きだ。

*Gérard Beaudoin, Soudan Occidental, Paris 1998(未読)

ボボの大モスクがほかとちがうのは白塗りであることだ。
ジェンネは定期的に表面を塗り直すのに対し、こちらは漆喰のようなもので表面を保護強化している。
スーダン様式の白いモスク。類例はあるのかどうか。

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内部に入ると、天井は240cmぐらいと低いが、ジェンネのモスクと同じ分厚い柱が林立し、祈りの空間は柱間の廊下状のスペースのみ。

e0204542_2315278.jpg開口部から光が入る。

日本は西アフリカと縁が薄いから、スーダン様式はあまり知られていない。
イスラム建築のモスクの様式は、もっぱら、列柱ホールで中庭を囲むアラブ型(例:コルドバのメスキータ)、ペルシャ宮殿のような半ドームを頂くペルシャ型、大ドームを掲げるトルコ型(例:聖ソフィア大聖堂)、インド型の4つとされる。
アンリ・スチールラン『イスラムの建築文化』神谷武夫訳(1987年, 原書房)でも、スーダン様式は取り上げられていない。

だが僕にはスーダン様式はもっか一番興味深い建築様式。ポストモダンを飛び越えて、宇宙的だ。

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旧市街を訪れたあと、夕方にモスクを再訪。今度は無料で中に入り、屋上のテラスにあがった。
このモスクは二つのミナレットを持つ。
道路に面したのが「男のミナレット」。こちらは「女のミナレット」。
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スケッチしていると、近所に住むたくさんの子供たちに取り囲まれ、自分を描いてくれとか、小銭をくれとか、うるさい。
この少年が唯一、何もせびらず、感じがよかった。
いっしょに屋上にあがる。

e0204542_244059.jpg入場料は1000CFA。この人がガイドをしてくれた。
ふだんはモスク近くの小さな工房で、ビニールバンドをつかって籠をつくっている。

西アフリカも近年、人工素材の急激な流入に伴って環境問題が多発しているが、それに対応してリサイクルによる製品づくりも推進されている。ボボにもGAFREHというリサイクル・セセンターがあり、さかんに啓発運動をしているようだ。

GAFREH:Groupe d'Action des Femmes pour la Relance Economique du Houet.


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by peuleu3 | 2011-09-02 23:32 | Africa


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