2013年 08月 10日
2と5のあいだにすべてがある、おそらく。 偶々、2つの眼、5本の指。 視覚と触覚。 遠いことと近いこと。 見るためには離れる必要がある。 触れるためには距離を0にする必要がある。 不明なる起源への問い。 8月10日(土)、亀岡のみずのき美術館、堀田哲明「たくさんのひとつの家」展を訪れる。 建築家・乾久美子が散髪屋として使われていた築90年余りの町家を改修した(*)。 T字路に建ち、通りの延長を町家の奥行きのなかに引き込んでいる。 2階展示室の既存柱の残し方、作品搬入にも使うという前後の大きな開口部、そこからの通りと庭のながめが面白い。 堀田さんの絵は何度も見ているが、ときどき自分の感覚に近い絵がある。 家の絵が1000点あるという。 同日、美山の新道弘之先生の「ちいさな藍美術館」を訪ねる。 先生自ら編みだした「シンディゴ絞り染」のしわ寄せ作業をやっておられた。 ご夫妻の生活と芸術への視座に共感する。 西洋的な「芸術」よりも、人類学的なものづくりの営み。 ----
by peuleu3
| 2013-08-10 23:29
| art
|
カレンダー
カテゴリ
Link
以前の記事
2016年 10月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 more... 最新の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||