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2013年 08月 10日
par hasard, 2 et 5, encore
par hasard, 2 et 5, encore_e0204542_1341460.jpg2と5のあいだにすべてがある、おそらく。
偶々、2つの眼、5本の指。

視覚と触覚。
遠いことと近いこと。

見るためには離れる必要がある。
触れるためには距離を0にする必要がある。

不明なる起源への問い。





8月10日(土)、亀岡のみずのき美術館、堀田哲明「たくさんのひとつの家」展を訪れる。

建築家・乾久美子が散髪屋として使われていた築90年余りの町家を改修した()。
T字路に建ち、通りの延長を町家の奥行きのなかに引き込んでいる。
2階展示室の既存柱の残し方、作品搬入にも使うという前後の大きな開口部、そこからの通りと庭のながめが面白い。

堀田さんの絵は何度も見ているが、ときどき自分の感覚に近い絵がある。
家の絵が1000点あるという。

同日、美山の新道弘之先生の「ちいさな藍美術館」を訪ねる。
先生自ら編みだした「シンディゴ絞り染」のしわ寄せ作業をやっておられた。
ご夫妻の生活と芸術への視座に共感する。
西洋的な「芸術」よりも、人類学的なものづくりの営み。

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府道38号線沿いで、空中に消える道路に出会う。

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久しぶりに、Moving Earth Research Project(MERP)の対象 "Little man-made mountain/petite montagne artificielle" にも出会う。




by peuleu3 | 2013-08-10 23:29 | art


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