2014年 11月 03日
Guide de l'INCLINE de Keage est mis en place
11月3日(月・祝)、やっと蹴上のインクラインの案内板を見に行くことができた。

10月30日の夜、上下水道局の原田さんから、蹴上インクラインの案内板設置の記事が、京都新聞に出たと連絡をもらった。
京都新聞はとっていないので、サイトを見たら、たしかに「京都・蹴上インクラインの歴史紹介 滋賀県人会が看板設置」との記事があった。

「滋賀県人会が新設を企画」とあるが、文章以外の企画からデザインのすべてを行ったぼくの名前は出ていない。サインを入れるよう頼まれたが、断わった。デザインは匿名がかっこいい。
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水平に設置したら、画面上に表わした坂の傾斜が、実際の坂と平行になるようにした。
これを実現するために、原図面のスキャンとトレースを繰り返した。
サイトスペシフィックというと大げさだが、美術をやっているので、制作物と環境の内的連関に気を配るようになっている。
だれも見向きもしないバーロウ・スティール社製の古い線路(1880年代もの)の断面を背景にあしらった。

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これで、琵琶湖疏水の3つのトンネル出入口に扁額案内板を6件、第一竪坑案内板を1件、このインクラインのを加えて、計8件の案内板をデザインしたことになる。

デザインの技術を持っていてよかった。
アートをするときとは頭のチャンネルがちがうが、さびつかせたくないチャンネルだ。

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不満と言えば、看板の中身だけという限定された依頼だったため、フレームをデザインすることができなかったこと。
それに、上の舟溜りに立てられているこの看板をいっしょに作り直せなかったことだ。

いったいどこの業者がこんなのをつくったのか。モラルゼロ。
トンネル断面図をあしらうアイデアを剽窃して、えぐい色とレイアウトで。
トンネルは設置場所とは直接関係ない。何も考えずに転用だけしたのだ。
ぼくがデザインしたと勘違いされて、あっけにとられた。

これもデザインしなおせたら、わが琵琶湖疏水案内板シリーズが完結するのに・・・。

滋賀県人会の方々、どうかご一考を。
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by peuleu3 | 2014-11-03 23:15 | design


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