2012年 11月 04日
3 novembre 2012 (samedi) この日は僕の展示最終日。 SIAOは翌11月4日まであるが、終わってから撤収していると、帰国便にまにあわなくなるからだ。 ![]() アフリカの生きものと仲良しになった第1号。 ![]() こちらにはヤマハの単車の"contrefaçon"が出回っている。 ![]() 右手の青い民族衣装の男はカメルーンの木彫家・Wang Mamoudaで、別のパビリオンに出展している。彼も会期中、何度も僕のところにやってきた。カメルーンで泊まれるところができた。 女性はたしか政府の教育関係者だったか。 飯田さんは、お昼に開催される日本大使館主催のイベントに出演するためにやってきた。 このあと、トーゴの芸術文化協会L'association Arts & Culture du Togoの女性ディレクターがやってきて、伝統技術の創造的活用という話で盛り上がった。 Sonia Lawsonさんという聡明な美人で、トーゴで古いビルを芸術文化のために活用するプロジェクトに取り組んでいると聞いた。 僕が昔やっていたことだ。未知の国トーゴにも行きたくなった。 ![]() ![]() 武蔵美ではデザインではなく油彩を学んだが、帰国後は保健省や郵政省でイラストレーターとして働いていた。「僕は二刀流」という。おそらく知る人ぞ知る国民的画家なのだろう。 ![]() ![]() アップテンポに演出してあり、相当練習したらしい。 ![]() 観客席には、杉浦大使夫妻やブルキナ支援に取り組む日本人関係者も何人かおられた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ここはオーガニック・コットンを扱うブースで、Promo-Artという協会が主催。ディレクターのMme Mariko Bitou Sidibeさんにクーデタ後のマリの状況を聞くと、たいへんだがなんとかやってると。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「去年、ボボで子供たちと一緒に絵を描いてただろ。おれたち、ボボから来たんだ。」 「え〜、奇遇だ。じゃこの通りはボボ村やな。僕も向こうの日本館で展示してる。」 この国で生まれたら、きっと僕は同じような職人になっていたにちがいない。そして赤い地面に座って、世界を見ていただろう。 ![]() ![]() いつも思うが、僕が身に付けたデザインやアートの発想や技術は、こういう国で何の役に立つのだろうか。 夕方6時前から独りで大急ぎで展示の撤収を始める。 来たときと同じような大荷物をかかえて、北門の外で待ってくれていたNasserの迎えの車に飛び乗る。 ところが土曜日とあって、道路はものすごい人と車で埋まり、まったく進めない。 祇園祭か天神祭の人ごみに車が交じって延々と続いているような状況。 人々は信号も通行方向も無視だ。 無事ホテルに帰り着いて荷物を持ってブルキナを脱出できるのか、と青くなる。 しばらくじわじわ進んだあと、Nasserが喧騒の道路を逸れて横道に入った。 とたんに真っ暗になり、未舗装の野原か道かわからないところをガタガタと走る。 「これがブルキナさ」とNasser。 ![]() たいへんな10日間だったが、また来たい。 11月4日、パリ着。11月5日、パリ発。6日、帰国。 ▲
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| 2012-11-04 23:02
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2012年 11月 02日
2 novembre 2012 (vendredi) ![]() ![]() 同じ西アフリカで国籍がちがうというのはどういう感じだろうか? とにかくあれこれと三人で話をしているあいだに、杉浦大使が僕のブースに来られたことをあとで知る。 ![]() それでやむなく仏語で説明を書いてイラストをつけて机上に貼ることにした。 ![]() ![]() 脚の部分にタイヤを転用したロッキングチェアだ。 入賞作品の展示は創造館(Pavillon de la creativité)でやっているというので、行ってみようと思う。 ![]() すぐ近くらしい。 会場の裏手に車をとめてあるというので、「日の出館」を出て、裏門にまわる。 顔見知りが多いらしく、あちこちで声がかかる。 ![]() SIAO周辺はまだ未舗装道路が多く、広場だか道路だかわからないところを通る。 凹凸が激しいが、この赤い大地はアスファルトにおおわれてほしくないと思う。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 別荘感覚の豪邸に、この国では絵描きとして成功した人だな、と感じる。 ![]() ![]() ![]() ![]() ルゲさんは、国の保健局から頼まれて、衛生啓発のイラストを描く仕事をしている。 ブルキナはまだ識字率が低く、ゴミの片付けや掃除の必要性などを訴えるのは、絵が最適ということだった。 二人のスタッフが、ルゲさんの下絵への着色作業中だった。 ![]() ![]() ![]() ![]() もっとも、自然に帰らないゴミが増えた現状と、昔ながらの習慣で暮らす人々の心のギャップが背景にあるのが問題なのだが。 ![]() ![]() つちのいえに似合うこと確実だ。 ![]() 彼は昨年泊まったBoboのホテルで働きながら、ドゴン、ガン、ロビなど西アフリカの種族の古民芸を扱う骨董商をしている。SIAOで会ったのは何かの縁だし、友情もあるし、彼からいくつか骨董を買おうとしばらくあれこれ物色する。 ふと彼の顔を見ると、汗びっしょりになっている。ところが僕は全然へっちゃら。どうやら僕は乾燥さえしていれば、どんな暑さも平気な特異体質らしい。 値段交渉の途中で、財布にお金が足りないことに気がつき、買物を控えようとすると、足りない分はこの次払えばいいと、半額近い大判ふるまいをしてくれた。 顔を見るとさらに汗びっしょりで、少し青ざめて見えた。ごめんね〜。 ▲
by peuleu3
| 2012-11-02 23:44
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2012年 11月 01日
1 novembre 2012 (jeudi)、この日はブルキナの祝日。 ブルキナベたちがたくさんSIAOに繰り出してくると聞いた。 ![]() また学生の集団が次々来て、質問を受けた。 「SIAOに参加してどう思うか?」とか。大学から出されたレポート課題だろうか。 答えに窮した質問は「日本はなぜ日出づる国というのか?」。 そうこうしているうちに、目の前を大集団が通る。まわりにカメラマンが群がっていて、何事かと思ったら、大統領夫人のChantal Compaoréが通ったらしい。 そのあとで、杉浦大使ご夫妻、迫(はさま)参事官ご夫妻の来訪を受けた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 彼女は16年間陶芸をやっていて、その後染織に移ったという。 弟子も使うベテランで、作風は多様。 独自のデザインで、センスがいい。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 工芸村の一部は、土産物製作所になっていると感じた。 都市化の進展とともに村の暮しが失われ、それと結びついた工芸技術も生活から遊離して、土産物づくりになるか、博物館化されていく。 モノづくりも食っていけないと続かないのはわかるが、もやもやさせられる。 ![]() ![]() ![]() 飯田さんのアパートは、Ougadougouの西端、Boboに向かう国道1号線沿いのパガライリ・ガソリンスタンドを入ったところにある。土地勘ゼロの夜道だったが、なんとかたどり着いて、夕飯をごちそうになった。 こちらで10年近く、孤児のための施設建設に単身で奮闘されている飯田さんは、多くのブルキナベに慕われている。『世界の果てで大発見!日本食堂』(テレビ東京)といったTV取材を受けられたこともあり、元美容師でありながら、自力で日本食を研究開発してブルキナベ向けの食堂を経営しておられる。 お宅は日本ブルキナファソ友好協会のブルキナ支所でもあり、JICAの人たちも飯田さんを頼りにしている。 先月の帰国時、つちのいえをたずねて下さったおり、わが家にお泊まりいただき、意気投合した。 近い将来、飯田さんといっしょに何かするにちがいない。 ▲
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| 2012-11-01 23:27
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2012年 10月 31日
31 octobre 2012 (mercredi) この日も9時半頃出勤。 展示ブースには、TraoréとSilvainという二人の若者が交替で店番をしてくれる。Traoréはワガ大学法学部の4回生、Silvainは植物学を勉強していて、二人とも大使館と関わるボランティア活動をしているようだ。 ![]() ![]() ![]() ![]() 写真は撮れなかったが、何度か現地の大学生チームの訪問もあった。授業の課題なのか、マーケティングに関する質問などしてくる。なかには、なぜ日本は「太陽の昇る国Soleil levant」というのかという質問があり、答えに窮した。そのときは「国名などは近代国民国家制度以降のもので、それ以前、日本人は自分の国を"日本"などと呼んでいなかった」——こんな大学の先生っぽい答えをひねり出したりした。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 中心は衛生啓発活動だ。 ブルキナでは手を洗ったり、ゴミを処理する習慣がないことが、衛生状態の悪い原因になっているが、その悪化に拍車をかけているのが、先進国からなだれ込むビニールやプラスチックなどの工業製品だ。 自然に帰る素材が生活環境を形成しているかぎり、いわゆる「ゴミ」は生じない。だから従来は使い終わったものを平気で道端に捨てていた。ところが、工業製品が生活環境を左右するようになり、昔からの習慣のために、町や村に「ゴミ」が散乱するようになった。 近代化による環境の変化と衛生や健康の問題は分かちがたく結びついているのだ。 それに対するJICAの活動は、気軽に手を洗える仕組みをつくって普及に努めること(TIP TAP)、もうひとつはゴミとなるビニール製品の再利用による製品づくりだ。 ![]() じつに素朴。デザインがJICAの活動に貢献できる余地がある。 ![]() 普及させるポイントは、だれにでもできること、またできればつくったものが売れること。 ![]() よくみれば、SIAOの制服に使われているプリント生地とビニールを縫っている。 ここで注目すべきは、ものをデザインし、つくる技術というものが、環境や衛生の改善という社会的課題に結びついていることだ。 というより、ものをつくり・人とつながる楽しみこそがこうした活動を促し・支えるとすれば、アートは、趣味的な位置にとどまるのではなく、持続可能な社会環境の造形という課題の内側にしっかりと組み込まれるべきなのだ。 日本にいると、こんな当たり前のことに気がつきにくい。 ![]() ![]() 氷柱が鉄の箱から出てくるところは、昔やった汚染した地下水を凍らせるプロジェクト『Another Water』そっくりだ。しばしぼうぜんと眺める。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 絵を描いていると思って近づくと、昼飯を食べていた。勘違いに大笑いする。 ![]() ![]() 串焼き同様、隣のスピーカから出る音に構わず、みなてんでバラバラに音楽を流すので、会場はほとんど音のカオスと化す。 毎夜、展示品をかかえてそんな会場をあとにする。 ![]() レバノン出身のシナリオ作家が経営している店で、去年もよくここに来た。 ハンバーガーが1200CFA(約200円)と安い。滞在中、夕食はほとんど毎日ここ。働いている現地の女の子もみなかわいい。 ![]() 虫や埃が入るのを防ぐためといって、プラスチックの小さな板がついてくる。不思議な気遣い。 ▲
by peuleu3
| 2012-10-31 23:50
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2012年 10月 30日
30 octobre 2012 (mardi) プロジェクターと小品をSIAO会場に置いたままにできないので、朝に展示・夜に撤収ということを毎日行う必要がある。地方に調査や材料収集に行く予定だったが、ホテルとSIAOの会場の行き来に終始せざるをえないことになった。 SIAOの会場は、ホテルからは飛行場の反対側にある。距離は約4〜5Km。荷物を持って歩いて往復するのは無理なので、大使館が用意してくれた車を使う。 運転手の名はNasser。毎朝9時過ぎにホテルに迎えにきて、会場が閉まる夜8時半に会場入口まで迎えに来てもらうことにした。 朝、ホテルSIAO会場への道。 ![]() ![]() 前にも思ったが、アフリカ人とは地図でコミュニケートしにくい。地図を必要としないのか。 日の出館は、会場の一番東奥にある。 ![]() ともに武蔵美出身だが、会ったのは今回が初めて。僕のブースが引き会わせたわけだ。 ルゲさんは30年以上前に武蔵美で油彩を学び、今はワガドゥグで画家/イラストレーターとして活躍している。ブルキナの切手のたくさんの原画や衛生啓発の絵も描く有名な絵描き。 西村さんは陶芸家であると同時に書家で、青年海外協力隊の仕事を機に、西アフリカの国々と深く関わり、陶器の調査や技術指導、日本文化の紹介などを公私にわたって活発に行っておられる。京都芸大の陶磁器の教員はみなご存知らしい。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 一般的な工芸品より気に入ったのが、空き缶などをリサイクルしてつくった食器や道具やオブジェ。 ![]() つぎはぎで偶然できた表面のパターンが面白く、いくつか買う。 今回は工芸品よりリサイクル品に焦点をあてることにする。 ![]() パビリオンの外の通路には、たくさんの物売りが。 会場のもよう。 ![]() ![]() ![]() ![]() 屋根は薄い。雨が少ないのがうらやましい。 ![]() ![]() ![]() ブルキナベは、日本人のように隣同士並んだ店で同じ食事を出さないよう工夫する、などということはしない。隣が串焼きでも、串焼きでかまわない。手間がかからないし。で、ずらーと串焼きばかり売っている。味もたいして変わらない。 この日の夜、杉浦大使の公邸で食事会に招聘された。 大使公邸は、まちなかから車で20分ほど離れた開発中の高級住宅街Ouaga2000にある。 招聘されたのは、SIAOに参加している日本人関係者で、ブルキナでシアバターで石鹸をつくって日本で販売しているアダンセの森重祐子さん、となりのブースのヤマハ発動機の営業マンなど。 ヤマハの営業マンは、ブルキナにいるというのに、川田順造もレヴィ=ストロースも知らず、ヤマハの単車の偽物contrefaçon対策しか頭にない。話が通じず、疲れもあって居眠りしてしまった。 ▲
by peuleu3
| 2012-10-30 23:25
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2012年 10月 29日
29 octobre 2012 (lundi) 朝から展示の仕上げ。 ![]() ![]() ![]() ![]() とはいえ予定のうち、「芸大工芸科紹介」と「峠の茶屋」の2つしかできていない。 ![]() ![]() で、僕のブースの前では、朝10時頃から夜7時頃まで、開館中ずっと織職人のおじさんが機織りのデモンストレーションをやっている。 ちょうど日本のデパートで伝統工芸の職人さんがデモンストレーションをするような感じ。 ![]() 毎日顔を合わせるので、とうぜん仲よくなる。 ![]() 近代化が進むと、アフリカでも伝統的衣装がめずらしくなるのか、来場者が多い。 ![]() ![]() ![]() そういえば、ワガの国立博物館には染織専門の展示館があった。博物館/美術館が伝統工芸の技術振興に力を入れるのは、この地では幸いにもモノづくりが社会の基盤だからだ。 ![]() モノづくりは伝統技術だけとはかぎらない。障がい者や女性、孤児ら社会的弱者が社会に参加するための技術として、公私とりまぜたさまざまな支援が行われていることを知った。 ![]() ![]() ![]() ▲
by peuleu3
| 2012-10-29 23:30
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2012年 10月 28日
28 Octbre 2012(dimanche) 朝9時、展示物をバックに詰め込んで、日本大使館がつけてくれた運転手のNasserの車で、オテル・クルバから4キロほど離れたSIAO会場へ。 SIAO(Salon International de l’Artisanat de Ouagadougou、ワガドゥグ国際工芸見本市)は、「人物交流を通じてアフリカ諸国の工芸品の貿易促進と工芸技術を向上させることを目的として、1988年から2年に1度開催されているアフリカ最大の見本市。アフリカ・欧州・中東から約30万人が訪れる。期間中は各業者による手工芸品の展示販売のほか,部門別展示(輸出業者のスペース,小売業者,モード関係者等),セミナー等が開催される。 FESPACO(パンアフリカ・ワガドゥグ国際映画祭)と並ぶ,ブルキナファソの2大文化行事の1つであり,大統領が開会式・閉会式に参加するなど,集客力,認知度,メディアでの注目度が極めて高い」(大使館資料より) 今年の第13回展は、10月26日が開会式、11月4日が閉会式だが、どちらも僕は参加できない。 1日おくれて展示して、1日早く撤収するからだ。 会場は、空港の反対側を南北に走るBld.des Tensobaに沿ってひろがる。 ![]() ![]() そもそも僕が畑違いのSIAOに参加することになったのは、昨年のブルキナの土建築調査の際、杉浦勉大使にお会いしたのがきっかけだ。 僕の「つちのいえ」プロジェクトに大使が関心を示され、京都芸大の工芸教育と合わせて紹介してほしいと、今回の依頼につながった。 SIAOのパンフレットには、京都芸大が日本の芸術文化紹介のトップにきている。パリ日本文化会館館長も務められた杉浦大使は、芸術文化に造詣が深い。僕のような異分子を日本のものづくり文化紹介のトッピングに使うということだろう。 基本的に団体出品なので、名目は京都芸大代表。が、実際は個人。一人で何でもやる。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 机が三つ、椅子が二つ、展示台に使えそうな箱が一つ。 ![]() 木ネジとラチェット式ドライバー、小型ノコギリはもってきているが、材料がないのでありがたい。 ![]() 僕が角材を木ネジでつないでいると、ベンサンが興味深そうに見ている。ラチェット式ドライバーを見たのははじめてらしい。 壁はぐらぐら。角材の端はガムテープでとめる。角材といってもきちんと製材されてなくて、サイズはまちまち。 ![]() ![]() ![]() 映像は4種類。(1)峠の茶屋、(2)つちのいえ、(3)アクアカフェ、(4)京都芸大工芸科三専攻の紹介。だが、初日はまだ(4)しかできていない。 ![]() その場でマジックで京都芸大とフランス語で手書きする。書いているとき、まわりが見物人でいっぱいになった。 雑な字だが、こんなものでいいだろう。とりあえず展示はできたが、映像を明るく見せるために、天井に布をはることを思いつく。 ベンサンがいい布屋を知ってるというので、明日、買ってきてもらうことにする。 ![]() 二週間前に見つけ、思い切って買った。10x15cm、USBメモリをつなぐだけで画像や映像データを再生でき、キーストーン補正もできる。300ルーメン。5万円強。 来場者の半分近くはこの装置に釘付けになる。会場に置いておくと盗難必須なので、夜は机上の小品と共に毎日ホテルにもって帰ることにする。この時点で今回は地方へ足をのばすことが無理とわかる。 ![]() Maxは、僕のブースをとても気に入ってくれて、その後も何度もやってきた。 トーゴなど行ったことないし、何も知らないので、いろいろ向こうのアーティストの状況を教えてもらう。視野が広がる。 ▲
by peuleu3
| 2012-10-28 23:45
| Africa
2012年 10月 28日
27 Octbre 2012 Paris --> Niamey (Niger)--> Ouagadougou (BurkinaFaso) ![]() サハラ上空。 SIAOで流す映像の編集をしつつ、窓の外にひろがるサハラの絶対的風景に心奪われる。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 空港には、飯田勉さんが迎えにきて下さった。 10年にわたってブルキナファソで孤児支援をボランティアで続ける飯田さんは、帰国したのを機に、10月7日、つちのいえをたずねて下さり、その夜はわが家に泊まられた。 13日にワガドゥグに戻られたので、SIAOの展示のことで連絡をとっていたのだ。 飯田さんの車で、去年泊まったのと同じ、Hotel Kouloubaへ。 ![]() とにかく日本を出る3日前まで科研の申請書を書いていて、展示の準備が半分しかできていない。 あるのはB1ポスター7枚と、小品数点のみ。 なんとか映像を仕上げないと、空間がもたない。 (ホテルはインターネットがつながりにくく、この備忘録は帰国後のもの。) ▲
by peuleu3
| 2012-10-28 23:39
| Africa
2011年 09月 06日
9月6日(火)、5:30起床。昨夜は暑くて、扇風機もうるさくて、眠れなかった。 エアコン付きの部屋にすればよかったと後悔。 またリンゴとジュースで朝食をすませ、6:15にホテルを出る。 N12を町と反対方向に20分少し北に歩いて、バスターミナルへ。 ![]() ![]() ![]() ![]() GaouaからOugaまでは、6000CFA。 7:13 Gaoua発 N12を北上 8:00 Diebougou(N12) さらに北上 8:25 Dano(N12) 9:00 Pa (N12とN1の出会い) 9:20 Boromo (N1) 10:30 Sabou (N1) 11:30 Ouaga到着 ![]() Hotel Kouloubaに戻ると、しばらくして、日本大使館の遠藤さんから連絡。 国営放送局RTVに、ブルキナの民俗を撮影したドキュメンタリが残っているはずという。 住宅の施工が見れるなら、それはうれしい。もともと建築に参加したかったが、雨季なのでかなわなかったからだ。 教えてもらったSanpho氏というディレクターに電話すると、明日からは撮影でワガを離れるので、見たいなら今日中にと言われる。 ![]() これがブルキナのいわばNHK。 背の高いSanpho氏が迎えてくれ、撮影テープの保管室に案内される。 ![]() ![]() 呪いや信仰などを撮った映像はあったが、残念ながら家をつくる場面のようなものはないようだった。 ▲
by peuleu3
| 2011-09-06 23:05
| Africa
2011年 09月 05日
同日9月5日(月)、昨日の一件で、こちらの人々の絵心が気になっていた。 Gaouaの町でみかけた絵を集めておく。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Je lutte pour mon avenir. I trust in God." なんてドアに書いてある。 気になる。中に人生に苦闘中の奴がいるのか。 ▲
by peuleu3
| 2011-09-05 23:30
| Africa
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