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2012年 11月 04日
SIAO_8
3 novembre 2012 (samedi)
この日は僕の展示最終日。
SIAOは翌11月4日まであるが、終わってから撤収していると、帰国便にまにあわなくなるからだ。
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ブースの柱にずっとバッタがいる。どこから入ってきたのか。
アフリカの生きものと仲良しになった第1号。
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壁を隔てた隣のブースは、ヤマハ発動機。日本人はいなくて、現地の女の子を雇っている。
こちらにはヤマハの単車の"contrefaçon"が出回っている。
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あいかわらず僕のブースでいろんな国の関係者が話に花を咲かせるのが面白い。人が生きて、ものをつくる地平では、国境など関係ないことを痛感する。

右手の青い民族衣装の男はカメルーンの木彫家・Wang Mamoudaで、別のパビリオンに出展している。彼も会期中、何度も僕のところにやってきた。カメルーンで泊まれるところができた。
女性はたしか政府の教育関係者だったか。
飯田さんは、お昼に開催される日本大使館主催のイベントに出演するためにやってきた。

このあと、トーゴの芸術文化協会L'association Arts & Culture du Togoの女性ディレクターがやってきて、伝統技術の創造的活用という話で盛り上がった。
Sonia Lawsonさんという聡明な美人で、トーゴで古いビルを芸術文化のために活用するプロジェクトに取り組んでいると聞いた。
僕が昔やっていたことだ。未知の国トーゴにも行きたくなった。
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ルゲさんがまたやってきた。武蔵美に留学した若き日の写真を自慢げに見せてくれる。
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ルゲさんが原画を描いた切手類。ほかにもたくさんある。
武蔵美ではデザインではなく油彩を学んだが、帰国後は保健省や郵政省でイラストレーターとして働いていた。「僕は二刀流」という。おそらく知る人ぞ知る国民的画家なのだろう。
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ブルキナ人と結婚して、こちらで長く暮らす日本人女性が二人の子供を連れてやってきて、長いあいだ僕がつくった映像を見ていた。子供たちはどんな人生を送るのだろうか。
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昼過ぎから、大使館主催のイベント、青年海外協力隊のメンバーによる「ソーラン節」がステージで始まる。
アップテンポに演出してあり、相当練習したらしい。
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相当なにぎわい。
観客席には、杉浦大使夫妻やブルキナ支援に取り組む日本人関係者も何人かおられた。

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イベント終了後、ブースをTaoreにまかせて、他のパビリオンを見に行く。まだ見ていない箇所がいっぱいあるのだ。
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テーブルがインスタレーションされているように見える。
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SIAOには、アフリカの約30カ国が参加しているが、展示の仕方や内容に文化のちがいが出ていて面白い。
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南アフリカの展示ブースで。ステッキの編み物カバー!? 炭を使っている。考えられないディスプレイ。
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セネガルの展示ブース。
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トーゴの展示ブースで見た世界遺産Koutammakouの写真。いつか行かねばなるまい。
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隣国のマリはもっとも参加者が多い国のひとつで、60以上のブースがあり、168人が出展しているという。
ここはオーガニック・コットンを扱うブースで、Promo-Artという協会が主催。ディレクターのMme Mariko Bitou Sidibeさんにクーデタ後のマリの状況を聞くと、たいへんだがなんとかやってると。
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ボゴラン染のキットを売っている。キットにするのは、普及のためのいいアイデアだと思う。手荷物がいっぱいで買えなかった。
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パビリオンの外では、カリテバターで石鹸を作って、その場で売っていた。
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パビリオンのあいだの通路は場所代無料なので、たくさんの店が出ている。
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蝋をテーブルに塗っている若者に話しかけると、うしろから「あんたを知ってるぞ」と声がかかる。
「去年、ボボで子供たちと一緒に絵を描いてただろ。おれたち、ボボから来たんだ。」
「え〜、奇遇だ。じゃこの通りはボボ村やな。僕も向こうの日本館で展示してる。」
この国で生まれたら、きっと僕は同じような職人になっていたにちがいない。そして赤い地面に座って、世界を見ていただろう。
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日本館に戻ると、北大の衛生工学の伊藤竜生さんという人を紹介された。下水などのインフラ未整備のブルキナで、衛生的なトイレの開発普及"projet AMELI-EAUR"に取り組んでいるという。
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微生物で便を分解する仕組みだそうだ。
いつも思うが、僕が身に付けたデザインやアートの発想や技術は、こういう国で何の役に立つのだろうか。

夕方6時前から独りで大急ぎで展示の撤収を始める。
来たときと同じような大荷物をかかえて、北門の外で待ってくれていたNasserの迎えの車に飛び乗る。
ところが土曜日とあって、道路はものすごい人と車で埋まり、まったく進めない。
祇園祭か天神祭の人ごみに車が交じって延々と続いているような状況。
人々は信号も通行方向も無視だ。
無事ホテルに帰り着いて荷物を持ってブルキナを脱出できるのか、と青くなる。
しばらくじわじわ進んだあと、Nasserが喧騒の道路を逸れて横道に入った。
とたんに真っ暗になり、未舗装の野原か道かわからないところをガタガタと走る。
「これがブルキナさ」とNasser。

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深夜、なんとかワガドゥグ国際空港にたどり着く。
たいへんな10日間だったが、また来たい。

11月4日、パリ着。11月5日、パリ発。6日、帰国。
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by peuleu3 | 2012-11-04 23:02 | Africa
2012年 11月 02日
SIAO_7
2 novembre 2012 (vendredi)
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朝9時半、いつものように「日の出館」に向かう。昨夜の喧騒のあとのゴミの山。
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Togoの絵描きMaxがまたやってきたので、お茶を飲んでいると、先日ばったり会ったBoboの骨董商のMoumouniがやってきた。
同じ西アフリカで国籍がちがうというのはどういう感じだろうか?
とにかくあれこれと三人で話をしているあいだに、杉浦大使が僕のブースに来られたことをあとで知る。
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今回は出国前に時間がなかったので、つちのいえの仏語版パンフレットをつくれなかった。日本語版を置いて関心のある人に持っていってもらっていたが、それもなくなってしまった。名刺ももう品切れだ。
それでやむなく仏語で説明を書いてイラストをつけて机上に貼ることにした。
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しょっちゅう来るカメラマンのSoulと、展示アシスタントのTaoreに、説明がわかりやすいか、チェックしてもらう。
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すぐ近くで、今回のSIAOのコンペでの優秀作品のプレゼンテーションがあった。
脚の部分にタイヤを転用したロッキングチェアだ。
入賞作品の展示は創造館(Pavillon de la creativité)でやっているというので、行ってみようと思う。
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午後1時前、武蔵美に留学経験のある Lougué Kouさんがやってきて、自宅アトリエに招待してくれることになった。
すぐ近くらしい。
会場の裏手に車をとめてあるというので、「日の出館」を出て、裏門にまわる。
顔見知りが多いらしく、あちこちで声がかかる。
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車に同乗して、ルゲさん宅に向かう。
SIAO周辺はまだ未舗装道路が多く、広場だか道路だかわからないところを通る。
凹凸が激しいが、この赤い大地はアスファルトにおおわれてほしくないと思う。
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ルゲさん宅の前で。お孫さん二人とルゲさん。
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奥さんに挨拶して、2階のテラスにあがる。テラスが息子さんのアトリエになっていた。
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ルゲさんと三男坊のOusmannさん。
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奥さん手づくりのランチをよばれる。はじめて串焼きではない昼ご飯。
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アトリエ/テラスから気持ちのいい中庭を見下ろす。
別荘感覚の豪邸に、この国では絵描きとして成功した人だな、と感じる。
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食事後、ルゲさんの工房に連れていってもらう。今回はホテルとSIAO会場の往復ばかりなので、移動の途中で風景を食い入るように見る。
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ルゲさんの工房/事務所は、自宅から車で10数分の郊外にある。
ルゲさんは、国の保健局から頼まれて、衛生啓発のイラストを描く仕事をしている。
ブルキナはまだ識字率が低く、ゴミの片付けや掃除の必要性などを訴えるのは、絵が最適ということだった。
二人のスタッフが、ルゲさんの下絵への着色作業中だった。
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ルゲさんが筆で描いた下絵をスキャンして複製したものに、図柄に沿って切り抜いた型紙をあて、スポンジで色を押し当てていく。背景やモノを塗りつぶすのに、プリントではできない質感や色むらがだせる。
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型紙。
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ルゲさんにストックの作品を見せてもらう。
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絵はいわゆるBefore&After。左側がきたない現状、右側にめざす状況が描かれ、たいへんわかりやすい。
もっとも、自然に帰らないゴミが増えた現状と、昔ながらの習慣で暮らす人々の心のギャップが背景にあるのが問題なのだが。
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日本では考えられない絵描きの社会的役割を果たすルゲさんを、いつか日本に招聘できたらと思う。

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15:30にSIAO会場に戻るとまもなく、工芸村のMariamが西村早百合さんといっしょに、前日予約したボゴラン布を持ってきてくれた。工芸村を再訪する時間がなさそうだったので、助かった。
つちのいえに似合うこと確実だ。
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17:30、Moumouniのブースに行く。
彼は昨年泊まったBoboのホテルで働きながら、ドゴン、ガン、ロビなど西アフリカの種族の古民芸を扱う骨董商をしている。SIAOで会ったのは何かの縁だし、友情もあるし、彼からいくつか骨董を買おうとしばらくあれこれ物色する。
ふと彼の顔を見ると、汗びっしょりになっている。ところが僕は全然へっちゃら。どうやら僕は乾燥さえしていれば、どんな暑さも平気な特異体質らしい。
値段交渉の途中で、財布にお金が足りないことに気がつき、買物を控えようとすると、足りない分はこの次払えばいいと、半額近い大判ふるまいをしてくれた。
顔を見るとさらに汗びっしょりで、少し青ざめて見えた。ごめんね〜。
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by peuleu3 | 2012-11-02 23:44 | Africa
2012年 11月 01日
SIAO_6
1 novembre 2012 (jeudi)、この日はブルキナの祝日。
ブルキナベたちがたくさんSIAOに繰り出してくると聞いた。
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朝、聴覚障害の青年たちの訪問を受けた。

また学生の集団が次々来て、質問を受けた。
「SIAOに参加してどう思うか?」とか。大学から出されたレポート課題だろうか。
答えに窮した質問は「日本はなぜ日出づる国というのか?」。

そうこうしているうちに、目の前を大集団が通る。まわりにカメラマンが群がっていて、何事かと思ったら、大統領夫人のChantal Compaoréが通ったらしい。

そのあとで、杉浦大使ご夫妻、迫(はさま)参事官ご夫妻の来訪を受けた。
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同じ日の出館にあるJICAのブースでも、パーニュの布地で袋をつくるデモンストレーションにすごい人だかり。
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午後、展示ブースをアシスタントのTaoreとSilvainにまかせ、西村早百合さんに、SIAO会場の南に隣接する工芸村(Village Artisanal)を案内してもらう。西村さんは工芸調査も兼ねて。
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工芸村は、中庭を囲んで4棟のコの字型の工房がたち、ブロンズ(travail du bronze)、陶器(poterie ceramique)、バティックやボゴランなどの染織(teinture et tissage)、刺繍(broderie)、ファッション(stylisme-mode)、木工、木彫、指物(menuiserie)、家具(ameublement, ebenisterie)、籠(vannerie)、皮革細工(maroquinerie)、靴修理(cordonnerie)、楽器、仮面、人形など、あらゆる手づくり品の製作と販売を行っている。
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職業訓練校的な側面もあるのだろう、働いているのは10代の若者も多い。
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目を引くボゴランのデザインに出会った。
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e0204542_1564499.jpg作者のMme Topan Mariamと。
彼女は16年間陶芸をやっていて、その後染織に移ったという。
弟子も使うベテランで、作風は多様。
独自のデザインで、センスがいい。


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廃品を利用した飾り物、おもちゃが面白い。
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彼らも、これらが欧米人に受けることを知っているにちがいない。
工芸村の一部は、土産物製作所になっていると感じた。
都市化の進展とともに村の暮しが失われ、それと結びついた工芸技術も生活から遊離して、土産物づくりになるか、博物館化されていく。
モノづくりも食っていけないと続かないのはわかるが、もやもやさせられる。
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SIAO会場に戻ると驚いた。祝日とあって、ものすごい来場者で、入口には長蛇の列。
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舞台は最高潮。
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夜は飯田勉さんのお宅を訪れた。
飯田さんのアパートは、Ougadougouの西端、Boboに向かう国道1号線沿いのパガライリ・ガソリンスタンドを入ったところにある。土地勘ゼロの夜道だったが、なんとかたどり着いて、夕飯をごちそうになった。
こちらで10年近く、孤児のための施設建設に単身で奮闘されている飯田さんは、多くのブルキナベに慕われている。『世界の果てで大発見!日本食堂』(テレビ東京)といったTV取材を受けられたこともあり、元美容師でありながら、自力で日本食を研究開発してブルキナベ向けの食堂を経営しておられる。 お宅は日本ブルキナファソ友好協会のブルキナ支所でもあり、JICAの人たちも飯田さんを頼りにしている。
先月の帰国時、つちのいえをたずねて下さったおり、わが家にお泊まりいただき、意気投合した。
近い将来、飯田さんといっしょに何かするにちがいない。
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by peuleu3 | 2012-11-01 23:27 | Africa
2012年 10月 31日
SIAO_5
31 octobre 2012 (mercredi)
この日も9時半頃出勤。
展示ブースには、TraoréとSilvainという二人の若者が交替で店番をしてくれる。Traoréはワガ大学法学部の4回生、Silvainは植物学を勉強していて、二人とも大使館と関わるボランティア活動をしているようだ。
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栗本夏樹さんから借りてきた漆小品が器であることを示すため、カラフルなお菓子(パリの北駅で小銭をつくるために買ったグミ)を配してみると、たちまち人目を引くようになった。この日はトラオレに展示をまかせてみた。
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ラジオ局の取材を受けた。SIAOへの参加理由、展示趣旨、参加の感想などを聞かれる。フランス語。
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聴覚障がいの子供たちの訪問を受けた。みなとてもかわいい。

写真は撮れなかったが、何度か現地の大学生チームの訪問もあった。授業の課題なのか、マーケティングに関する質問などしてくる。なかには、なぜ日本は「太陽の昇る国Soleil levant」というのかという質問があり、答えに窮した。そのときは「国名などは近代国民国家制度以降のもので、それ以前、日本人は自分の国を"日本"などと呼んでいなかった」——こんな大学の先生っぽい答えをひねり出したりした。

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僕の展示ブースのある日の出館の左4分の1は、ワガドゥグにある家具デザイン会社"Jhade de Beaumont"の展示コーナーになっている。アフリカのデザインに接するのは初めて。
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5年前にワガドゥグで開業したそうで、ベニヤ板で大きな仕切り空間を造形している。
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「アフリカとヨーロッパの村の感覚を混ぜ合わせたロマンティックでバロックで神秘的な雰囲気」をめざしているとか。
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アフリカン・モダンというか、素材、形態、色彩の感覚が独特。ブルキナの金持ち向けか。
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アフリカの造形は、「とにかく身辺にあるものを組み合わせて、必要なものをつくる」ブリコラージュが基本といえるかもしれない。美的合目的性が先行しないところは、自分に通じるところがある気がする。

e0204542_18555351.jpg日の出館のもう一つの展示の柱は、青年海外協力隊(JICA)を中心とした日本のブルキナ支援。
中心は衛生啓発活動だ。
ブルキナでは手を洗ったり、ゴミを処理する習慣がないことが、衛生状態の悪い原因になっているが、その悪化に拍車をかけているのが、先進国からなだれ込むビニールやプラスチックなどの工業製品だ。
自然に帰る素材が生活環境を形成しているかぎり、いわゆる「ゴミ」は生じない。だから従来は使い終わったものを平気で道端に捨てていた。ところが、工業製品が生活環境を左右するようになり、昔からの習慣のために、町や村に「ゴミ」が散乱するようになった。
近代化による環境の変化と衛生や健康の問題は分かちがたく結びついているのだ。

それに対するJICAの活動は、気軽に手を洗える仕組みをつくって普及に努めること(TIP TAP)、もうひとつはゴミとなるビニール製品の再利用による製品づくりだ。


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これが"TIP TAP"。ペダルを踏むとポリタンクが傾いて、水で手を洗うというもの。
じつに素朴。デザインがJICAの活動に貢献できる余地がある。
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同じく彼らの工夫によるもので、ビニール袋などを裂いて丸めて編んで、バックなどをつくる。
普及させるポイントは、だれにでもできること、またできればつくったものが売れること。

e0204542_19181020.jpgミシンが使えれば、リサイクル品のクオリティは上がる。
よくみれば、SIAOの制服に使われているプリント生地とビニールを縫っている。

ここで注目すべきは、ものをデザインし、つくる技術というものが、環境や衛生の改善という社会的課題に結びついていることだ。
というより、ものをつくり・人とつながる楽しみこそがこうした活動を促し・支えるとすれば、アートは、趣味的な位置にとどまるのではなく、持続可能な社会環境の造形という課題の内側にしっかりと組み込まれるべきなのだ。

日本にいると、こんな当たり前のことに気がつきにくい。


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JICAに関わる人たちと仲よくなる。真ん中の陶芸家の西村さん、高橋良枝さん、吉田怜子さん、三人ともJICA出身。高橋さんらを含めて、展示に関わっていたJICAの隊員は多くが女性で、看護や保健の専門家が多い。
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昨日に引き続いて、短時間SIAO内を見てまわる。氷をつくっていた。
氷柱が鉄の箱から出てくるところは、昔やった汚染した地下水を凍らせるプロジェクト『Another Water』そっくりだ。しばしぼうぜんと眺める。
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ここはマリのFARATINA-TIGNEという、リサイクルで装飾品をつくっている会社のブース。ゴムサンダルを溶かしてブレスレットやビーズをつくるなどしている。
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おしゃれだ。
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首飾りを見せる人形群。
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アフリカ美人に交じって、オバマの顔もある。この時点でまだアメリカの大統領選の結果は出ていない。
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錫だろうか。独特なかたちの髪飾り。同じ形で小さいのはイヤリングなどになっている。
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日本ではちょっと考えられない電気スタンドのデザイン。
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別のブースで。
絵を描いていると思って近づくと、昼飯を食べていた。勘違いに大笑いする。
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ブルキナはカリテのバター(Beurre de Karité)、いわゆるシアバターの産地。カリテの実をつぶしてとる油脂から、石鹸、化粧品、食品など、いろんなものがつくられる。日本では純正品は手に入りにくいので、1キロの袋入りを買った。
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SIAO会場は夕方から人出が多く、あちこちのスピーカから大音量で音楽を流し、DJががなりたてる。
串焼き同様、隣のスピーカから出る音に構わず、みなてんでバラバラに音楽を流すので、会場はほとんど音のカオスと化す。
毎夜、展示品をかかえてそんな会場をあとにする。
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ホテルに戻るのはたいてい9時前で、一休みしたあと、ホテルから歩いて数分の食堂Restaurant N.H.で夕食をとる。
レバノン出身のシナリオ作家が経営している店で、去年もよくここに来た。
ハンバーガーが1200CFA(約200円)と安い。滞在中、夕食はほとんど毎日ここ。働いている現地の女の子もみなかわいい。
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お気に入りのメニューが、Jus de gingembre(ジンジャー・ジュース)。ボリュームたっぷりで、安くて(600CFA)、おいしい。
虫や埃が入るのを防ぐためといって、プラスチックの小さな板がついてくる。不思議な気遣い。
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by peuleu3 | 2012-10-31 23:50 | Africa
2012年 10月 30日
SIAO_4
30 octobre 2012 (mardi)
プロジェクターと小品をSIAO会場に置いたままにできないので、朝に展示・夜に撤収ということを毎日行う必要がある。地方に調査や材料収集に行く予定だったが、ホテルとSIAOの会場の行き来に終始せざるをえないことになった。

SIAOの会場は、ホテルからは飛行場の反対側にある。距離は約4〜5Km。荷物を持って歩いて往復するのは無理なので、大使館が用意してくれた車を使う。
運転手の名はNasser。毎朝9時過ぎにホテルに迎えにきて、会場が閉まる夜8時半に会場入口まで迎えに来てもらうことにした。



朝、ホテルSIAO会場への道。
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首都ワガドゥグの近年の膨張はいちじるしく、インフラ整備が追いつかないようだ。あちこちに建設中・建設放棄の建物があり、道路は車とバイクであふれている。

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大使館からSIAO全体の会場図がもらえると思っていたが、そんなものはないことが判明。パンフレットもあるようだが、配られていない。会場入口に地図があるが、それだけ。
前にも思ったが、アフリカ人とは地図でコミュニケートしにくい。地図を必要としないのか。
日の出館は、会場の一番東奥にある。
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この日は、二人の訪問者と仲よくなった。一人はLougué Kouさんというブルキナの画家。もう一人は陶芸家で西アフリカで活躍する西村早百合さん。
ともに武蔵美出身だが、会ったのは今回が初めて。僕のブースが引き会わせたわけだ。
ルゲさんは30年以上前に武蔵美で油彩を学び、今はワガドゥグで画家/イラストレーターとして活躍している。ブルキナの切手のたくさんの原画や衛生啓発の絵も描く有名な絵描き。
西村さんは陶芸家であると同時に書家で、青年海外協力隊の仕事を機に、西アフリカの国々と深く関わり、陶器の調査や技術指導、日本文化の紹介などを公私にわたって活発に行っておられる。京都芸大の陶磁器の教員はみなご存知らしい。
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展示ブースは二人の青年が交替で見てくれるので、西村さん・ルゲさんの案内で会場を回ってみることにする。
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はじめて他のパビリオンに入る。西村さんの知合いの車椅子の陶芸家を紹介してもらう。ワガドゥグ郊外のKadiogoというところにある障がい者陶芸家組合のリーダーだそう。
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こちらでは珍しく薄い陶器に釉薬がしっかりと。
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ルゲさんお薦めのブルキナ・トーフ。日本の豆腐とは味がちがうが、健康食品らしい。
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イランの工芸家たちが出展しているコーナーがあるので、行ってみた。驚いたことに革に『最後の晩餐』や十字架を描いた装飾画を売っている。イスラム教のはずなのにいいのかな。
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ワガドゥグはブロンズ彫刻がさかんだ。
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こちらの陶器は、釉薬ではなく、コールタールのような塗料を焼いたあとで塗り付けるものが多い。
一般的な工芸品より気に入ったのが、空き缶などをリサイクルしてつくった食器や道具やオブジェ。

e0204542_1149070.jpg空き缶を再利用してつくった小さなカップを売っている女性。
つぎはぎで偶然できた表面のパターンが面白く、いくつか買う。
今回は工芸品よりリサイクル品に焦点をあてることにする。


e0204542_11483413.jpgパビリオンで展示ブースを借りるにはお金がかかるが、外の路上では無料。
パビリオンの外の通路には、たくさんの物売りが。



会場のもよう。

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腹がへった。
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中央に大きな茅葺き屋根のレストランがある。
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自分も茅葺きをするので、屋根が気にかかる。ふぞろいな茅葺きでまだら模様になっている。
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金属フレームで小屋組みを支えて、カンナ掛けしていない材木で小屋を組んでいる。
屋根は薄い。雨が少ないのがうらやましい。
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同じレストランの壁。赤い土を塗っている。壁のシンプルな絵にひかれる。だれが描いたのか。

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自分の展示ブースが気になるので、ゆっくり食事できない。で、毎日お昼は串焼き。
ブルキナベは、日本人のように隣同士並んだ店で同じ食事を出さないよう工夫する、などということはしない。隣が串焼きでも、串焼きでかまわない。手間がかからないし。で、ずらーと串焼きばかり売っている。味もたいして変わらない。

この日の夜、杉浦大使の公邸で食事会に招聘された。
大使公邸は、まちなかから車で20分ほど離れた開発中の高級住宅街Ouaga2000にある。
招聘されたのは、SIAOに参加している日本人関係者で、ブルキナでシアバターで石鹸をつくって日本で販売しているアダンセの森重祐子さん、となりのブースのヤマハ発動機の営業マンなど。
ヤマハの営業マンは、ブルキナにいるというのに、川田順造もレヴィ=ストロースも知らず、ヤマハの単車の偽物contrefaçon対策しか頭にない。話が通じず、疲れもあって居眠りしてしまった。
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by peuleu3 | 2012-10-30 23:25 | Africa
2012年 10月 29日
SIAO_3
29 octobre 2012 (lundi) 朝から展示の仕上げ。
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ミニプロジェクターからの映像を見やすくするため、天井に布をはるべく、木材を継ぎ足してフレームを組む。
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ベンサンが布を調達してきてくれた。濃紺の綿布。数百円。
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アフリカだとこういう粗野な仕上げも気にならない。心の風通しがいい。
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映像が見やすくなった。
とはいえ予定のうち、「芸大工芸科紹介」と「峠の茶屋」の2つしかできていない。
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お向かいのブースは、西アフリカ博物館連盟プログラム(WAMP: West African Museums Program)による「ブルキナの伝統衣装:歴史と進化」。伝統的な技術による伝統衣装とそのリデザインの展示。

e0204542_19395716.jpgなぜこのコーナーにあるかといえば、日本とブルキナの文化交流をテーマとした新館のなかで、お互いの「着物=伝統衣装」を展示するという日本大使館の企画に拠る。

で、僕のブースの前では、朝10時頃から夜7時頃まで、開館中ずっと織職人のおじさんが機織りのデモンストレーションをやっている。
ちょうど日本のデパートで伝統工芸の職人さんがデモンストレーションをするような感じ。


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幅7〜12cm。西アフリカ特有の機で細幅木綿を織るおじさん。
毎日顔を合わせるので、とうぜん仲よくなる。
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右の若い女の子が展示ガイドで、まだ大学生。彼女とも毎日顔を合わせるので、とうぜん仲よくなる。染織をしているわけではなく、社会学専攻で、もっか進路を模索中とか。
近代化が進むと、アフリカでも伝統的衣装がめずらしくなるのか、来場者が多い。
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先祖伝来の衣装(後ろ)と狩人の伝統衣装(前)。前のはセヌフォ族(Sénoufos、マリ南部〜ブルキナファソ〜コート・ジボワールにかけて住む民族)のもので、綿布にボゴラン染(川の泥と牛糞、媒染剤で色を出す)。
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後ろのは護符的な意味合いの強い長老の服で、タカラガイのお守りがびっしりと縫い付けられ、重さは33キロあるという。
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博物館らしい資料展示。
そういえば、ワガの国立博物館には染織専門の展示館があった。博物館/美術館が伝統工芸の技術振興に力を入れるのは、この地では幸いにもモノづくりが社会の基盤だからだ。
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ここは聴覚障がい者らがつくった衣服の展示と販売のブース。聴覚障がい者職業訓練所の活動を日本大使館が支援している。
モノづくりは伝統技術だけとはかぎらない。障がい者や女性、孤児ら社会的弱者が社会に参加するための技術として、公私とりまぜたさまざまな支援が行われていることを知った。
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新館の奥4分の1は日本の着物と伝統工芸の展示。
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国際交流基金と丸紅、ケルン東洋美術館が出展協力。杉浦大使のコネクションか。
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相当数のガラスケース。どこから調達したのか。アフリカに不似合いな気もするが、高価なものが陳列されているので、仕方ないか。
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by peuleu3 | 2012-10-29 23:30 | Africa
2012年 10月 28日
SIAO_2
28 Octbre 2012(dimanche)
朝9時、展示物をバックに詰め込んで、日本大使館がつけてくれた運転手のNasserの車で、オテル・クルバから4キロほど離れたSIAO会場へ。

SIAO(Salon International de l’Artisanat de Ouagadougou、ワガドゥグ国際工芸見本市)は、「人物交流を通じてアフリカ諸国の工芸品の貿易促進と工芸技術を向上させることを目的として、1988年から2年に1度開催されているアフリカ最大の見本市。アフリカ・欧州・中東から約30万人が訪れる。期間中は各業者による手工芸品の展示販売のほか,部門別展示(輸出業者のスペース,小売業者,モード関係者等),セミナー等が開催される。
FESPACO(パンアフリカ・ワガドゥグ国際映画祭)と並ぶ,ブルキナファソの2大文化行事の1つであり,大統領が開会式・閉会式に参加するなど,集客力,認知度,メディアでの注目度が極めて高い」(大使館資料より)

今年の第13回展は、10月26日が開会式、11月4日が閉会式だが、どちらも僕は参加できない。
1日おくれて展示して、1日早く撤収するからだ。

会場は、空港の反対側を南北に走るBld.des Tensobaに沿ってひろがる。
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会場入口。

e0204542_2561033.jpg出入りには、大使館から渡された出展者証が必要。これがあれば何度でも無料で通行できる。

そもそも僕が畑違いのSIAOに参加することになったのは、昨年のブルキナの土建築調査の際、杉浦勉大使にお会いしたのがきっかけだ。
僕の「つちのいえ」プロジェクトに大使が関心を示され、京都芸大の工芸教育と合わせて紹介してほしいと、今回の依頼につながった。
SIAOのパンフレットには、京都芸大が日本の芸術文化紹介のトップにきている。パリ日本文化会館館長も務められた杉浦大使は、芸術文化に造詣が深い。僕のような異分子を日本のものづくり文化紹介のトッピングに使うということだろう。
基本的に団体出品なので、名目は京都芸大代表。が、実際は個人。一人で何でもやる。

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僕が展示するのは、日本が約3億円出資して建てたばかりの新パビリオンで、会場の一番北側にある。床面積2808平米、会場最大という。
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入口には「日の出パビリオン」とある。
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大使館から送られてきた展示図面。僕は15番ブース。
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パビリオン内はおよそ三つの領域に分かれ、左半分がイベント用(A)、右下がJICA(日本国際協力機構)など日本とブルキナの文化交流を中心とした展示(B)、右上が日本の着物と伝統工芸の展示(C)。
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こちらはCの展示コーナー。朝なので、まだ閑散としている。僕の15番ブースはこの並びにある。
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あてがわれた15番の展示ブース。3x3m。見本市のブースというのはどこも同じで、予想通り。壁が板だったらよかったのだが、汚れた樹脂板。前の展示に使ったらしい透明テープがはりついている。
机が三つ、椅子が二つ、展示台に使えそうな箱が一つ。
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一人でポスターを貼り終えた頃、飯田さんが知合いの大工と助手を連れてきて、手伝ってくれる。
木ネジとラチェット式ドライバー、小型ノコギリはもってきているが、材料がないのでありがたい。
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プロジェクターにつなぐ電源コードが短いので、床をはわすことができず、上から吊るすことにする。プランを話すと、大工のベンサン(Bensain?)が角材を買ってきてくれた。
僕が角材を木ネジでつないでいると、ベンサンが興味深そうに見ている。ラチェット式ドライバーを見たのははじめてらしい。
壁はぐらぐら。角材の端はガムテープでとめる。角材といってもきちんと製材されてなくて、サイズはまちまち。
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斜めに渡した角材から、同僚の藤井良子さんから借りた服を吊るす。モスリン生地に刷毛染の秀作。
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机を二台並べて飯田さんから借りた布で覆い、同僚の栗本夏樹さんと学生の清水みゆきさんから借りた漆の小品を展示する。
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映像を試験的に投影してみる。
映像は4種類。(1)峠の茶屋、(2)つちのいえ、(3)アクアカフェ、(4)京都芸大工芸科三専攻の紹介。だが、初日はまだ(4)しかできていない。
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看板も何も用意してくれていないので、大使館に電話して、ロール紙を持ってきてもらう。
その場でマジックで京都芸大とフランス語で手書きする。書いているとき、まわりが見物人でいっぱいになった。
雑な字だが、こんなものでいいだろう。とりあえず展示はできたが、映像を明るく見せるために、天井に布をはることを思いつく。
ベンサンがいい布屋を知ってるというので、明日、買ってきてもらうことにする。
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大使館がプロジェクターもパソコンも貸してくれないので、こちらから持っていったポケットプロジェクター。
二週間前に見つけ、思い切って買った。10x15cm、USBメモリをつなぐだけで画像や映像データを再生でき、キーストーン補正もできる。300ルーメン。5万円強。
来場者の半分近くはこの装置に釘付けになる。会場に置いておくと盗難必須なので、夜は机上の小品と共に毎日ホテルにもって帰ることにする。この時点で今回は地方へ足をのばすことが無理とわかる。
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手伝ってくれた大工のベンサン(左)と、トーゴから来た車椅子のアーティストMax Teko Folligan。
Maxは、僕のブースをとても気に入ってくれて、その後も何度もやってきた。
トーゴなど行ったことないし、何も知らないので、いろいろ向こうのアーティストの状況を教えてもらう。視野が広がる。
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by peuleu3 | 2012-10-28 23:45 | Africa
2012年 10月 28日
SIAO_1
27 Octbre 2012
Paris --> Niamey (Niger)--> Ouagadougou (BurkinaFaso)
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サハラ上空。
SIAOで流す映像の編集をしつつ、窓の外にひろがるサハラの絶対的風景に心奪われる。
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アフリカの赤い大地が見えると、帰ってきたという気分になる。
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ニジェール河だ。
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Niamey上空。
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NiameyからOuagadougouへ。ブルキナファソ上空。
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Ouagadougou上空。
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ワガドゥグ国際空港。
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SIAOの関係者がいっしょの飛行機に乗っていたのか。迎えの女性たちはSIAOの制服を来ている。

空港には、飯田勉さんが迎えにきて下さった。
10年にわたってブルキナファソで孤児支援をボランティアで続ける飯田さんは、帰国したのを機に、10月7日、つちのいえをたずねて下さり、その夜はわが家に泊まられた。
13日にワガドゥグに戻られたので、SIAOの展示のことで連絡をとっていたのだ。
飯田さんの車で、去年泊まったのと同じ、Hotel Kouloubaへ。

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これからまた映像の編集の続き。
とにかく日本を出る3日前まで科研の申請書を書いていて、展示の準備が半分しかできていない。
あるのはB1ポスター7枚と、小品数点のみ。
なんとか映像を仕上げないと、空間がもたない。

(ホテルはインターネットがつながりにくく、この備忘録は帰国後のもの。)
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by peuleu3 | 2012-10-28 23:39 | Africa
2011年 09月 06日
Burkina Faso_17: Gaoua à Ouaga
9月6日(火)、5:30起床。昨夜は暑くて、扇風機もうるさくて、眠れなかった。
エアコン付きの部屋にすればよかったと後悔。
またリンゴとジュースで朝食をすませ、6:15にホテルを出る。
N12を町と反対方向に20分少し北に歩いて、バスターミナルへ。
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6:40 バスターミナル到着。
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このバス会社は、7:00発のワガ行きが一本しかない。
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いた。コンパオレ大統領。

GaouaからOugaまでは、6000CFA。
7:13 Gaoua発 N12を北上
8:00 Diebougou(N12) さらに北上
8:25 Dano(N12)
9:00 Pa (N12とN1の出会い)
9:20 Boromo (N1)
10:30 Sabou (N1)
11:30 Ouaga到着
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Hotel Kouloubaに戻ると、しばらくして、日本大使館の遠藤さんから連絡。
国営放送局RTVに、ブルキナの民俗を撮影したドキュメンタリが残っているはずという。
住宅の施工が見れるなら、それはうれしい。もともと建築に参加したかったが、雨季なのでかなわなかったからだ。
教えてもらったSanpho氏というディレクターに電話すると、明日からは撮影でワガを離れるので、見たいなら今日中にと言われる。
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夕方、官庁街のAv. de l'independance沿いにあるRTVを訪ねる。
これがブルキナのいわばNHK。
背の高いSanpho氏が迎えてくれ、撮影テープの保管室に案内される。
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民家建築のドキュメントがないかとたずねると、いくつかテープを見せてくれた。
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テープを見ていると、ほかの職員がやってきた。みな物見高い。いっしょに見る。
呪いや信仰などを撮った映像はあったが、残念ながら家をつくる場面のようなものはないようだった。
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by peuleu3 | 2011-09-06 23:05 | Africa
2011年 09月 05日
Burkina Faso_16: peintures à Gaoua
同日9月5日(月)、昨日の一件で、こちらの人々の絵心が気になっていた。
Gaouaの町でみかけた絵を集めておく。
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Diki Solutionという、盛り場らしきところがあった。
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思わず入りたくなる。
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夜はにぎやかになると思われる。
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マチス風だ。
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なかなかやる。

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別の店。土産物としての絵のブティック。
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描いてるのは一人だろうか? 売れるのだろうか? 食えるのだろうか?

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本日のベスト。
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"La vie est un combat.
Je lutte pour mon avenir.
I trust in God." 
なんてドアに書いてある。
気になる。中に人生に苦闘中の奴がいるのか。
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by peuleu3 | 2011-09-05 23:30 | Africa